住宅ローン借入額と年収

ローンの借入額と年収の関係は?

研究
今回は、住宅ローンを組んで住宅を購入する際、年収と住宅ローンの借り入れ額について考えてみたいと思います。

 

住宅ローンを利用して住宅を購入したり建築したりする人は多いと思いますが、年収に対してどの程度の住宅ローンが一般的なのでしょうか?

 

リクルート社が提供している不動産・住宅サイトのSUUMOでは、色々な役に立つ情報を提供してくれていますが、その中に、年収別の住宅購入事情をまとめた情報(http://suumo.jp/edit/kyotsu/n1700_rpt/110223/index.html 他)も発信されています。

 

その情報によると、家を買った1700人の住宅価格やローンや頭金の情報が、年収別に分けて紹介されています。

 

公表された時期は2011年2月です。下表に、SUUMOで公表されている年収別の住宅の物件価格データを加筆して示します。

 

表5

 

年収が400万円未満の層では、住宅ローンの借入額が2〜3千万円というランクが一番多くなりました。

 

面白いことに、年収が多くなっても、すべての年収の層で、2〜3千万円というランクに属する人が最多になっています。

 

前回、住宅の価格と年収の関係を調べた時には、年収が増えると共に住宅価格も高くなるという傾向がありましので、年収が増えると共に、頭金などの自己資金も増えているというふうに解釈できます。

 

また、住宅ローンを組んでいないと回答した割合は、年収400万円未満が最も多く、約20%になっています。

 

年収が増えると共に、住宅ローンを組んでいない割合が減っていきますが、年収が800万円以上になると再び増加するようです。

 

年収が800万円以上の層では、住宅の価格によっては、住宅ローンを組まなくても現金で購入できる割合が増えていくということだと思われます。

 

一方、年収400万円未満の層では、住宅ローン審査が厳しくなり、住宅ローン自体を組むことが困難な場合や、親などからの援助によって住宅を取得する場合が多いため、住宅ローンを組まない割合が多くなっているものと思われます。

 

次に、各年収の住宅ローンの借り入れ額の概算平均値についても検討してみます。

 

借入額が1〜2千万円であれば1500万円、4〜5千万であれば4500万円と、層の中央値を代表値として回答した割合に掛けて、各年収の層ごとに借り入れ額の概算平均を求めました。

 

但し、借入額が1千万円以下の層の代表値は500万円、5千万円以上の層の代表値は6千万円であると仮定しました。

 

その結果、年収400万円未満の層では、住宅ローンの借り入れ額の平均概算値は1552万円となりました。

 

年収が上がると共に借り入れ額の平均概算値も高くなり、年収800万円以上の層では、2848万円になります。

 

さらに、住宅ローンの借り入れ額が年収の何倍に相当するかの比率についても、概算値を求めてみました。

 

今度は、年収400万円以上600万円未満の層であれば中央値の500万円を代表値として、さきほど求まった借り入れ額の概算平均値を割って求めます。

 

年収400万円未満の層は300万円が代表値、年収800万円以上の層は900万円が代表値であると仮定しました。

 

その結果、年収が400万円未満の層では、借り入れ額の概算平均値は年収の5.2倍となりました。

 

年収が増えると共に、年収に対する借り入れ額の概算平均値の比率は低くなり、年収800万円以上の層では、3.2倍となっています。

 

年収が増えると共に、住宅ローン返済の負担が少なくなっていることがわかります。

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